7月初めに中国石油天然ガス集団(CNPC)と中国海洋石油総公司(CNOOC)によるスペインの大手石油会社Repsol YPF(スペインのRepsolとアルゼンチンのYPFが1999年に合併してできた企業)の在アルゼンチン石油資産買収案が報じられたが、米国ブルームバーグ社8月12日マドリード発の報道によると、Repsolの交渉相手はCNOOCではなく、CNPCのみであるとの見方が浮上してきた。2名の匿名消息筋が明らかにした。同筋によると、Repsolはこの件についてCNOOCとは協議していないとのこと。但し、匿名消息筋は、RepsolとCNPCは具体的な細目では意見の一致を見ておらず、RepsolがCNOOCと交渉する可能性は排除しないとしている。 これより先、複数の消息筋は、CNPCがYPFの過半数の株式に130〜145億ドルの価格を提示したことを明らかにしていた。RepsolのCEOであるAntonio Brufau氏はYSP株譲渡によってサントス盆地などブラジル海域探査事業の資金を増やしたい考えであり、一方、中国はサントス盆地からの石油輸入を模索してきた。また、消息筋は、CNOOCがYPFの少数株を保有して石油・天然ガス探査開発分野でRepsolと提携したい意向であることを明らかにしていた。 (中国石化新聞網 8月13日)
7月初めに中国石油天然ガス集団(CNPC)と中国海洋石油総公司(CNOOC)によるスペインの大手石油会社Repsol YPF(スペインのRepsolとアルゼンチンのYPFが1999年に合併してできた企業)の在アルゼンチン石油資産買収案が報じられたが、米国ブルームバーグ社8月12日マドリード発の報道によると、Repsolの交渉相手はCNOOCではなく、CNPCのみであるとの見方が浮上してきた。2名の匿名消息筋が明らかにした。同筋によると、Repsolはこの件についてCNOOCとは協議していないとのこと。但し、匿名消息筋は、RepsolとCNPCは具体的な細目では意見の一致を見ておらず、RepsolがCNOOCと交渉する可能性は排除しないとしている。
これより先、複数の消息筋は、CNPCがYPFの過半数の株式に130〜145億ドルの価格を提示したことを明らかにしていた。RepsolのCEOであるAntonio Brufau氏はYSP株譲渡によってサントス盆地などブラジル海域探査事業の資金を増やしたい考えであり、一方、中国はサントス盆地からの石油輸入を模索してきた。また、消息筋は、CNOOCがYPFの少数株を保有して石油・天然ガス探査開発分野でRepsolと提携したい意向であることを明らかにしていた。
(中国石化新聞網 8月13日)