ロシアの天然ガス会社Gazpromのミレル総裁は13日、次のように表明した。ロシアから中国への天然ガス輸出量は年間700億m3になる。価格はロシアの天然ガス輸出の慣行に基づき決定されることになる。また、来年にはロシアのLNGの対中輸出契約も調印される公算。ロシアの天然ガス輸出は加速されることになったが、これはいずれも今回のプーチン首相の訪中の成果である。 ロシア新聞の報道によると、中露は13日、西シベリア、極東及びサハリンから中国への天然ガス輸出で協議書に調印、うち西ルートは西シベリアから、東ルートは東シベリア、極東並びにサハリンから天然ガスを中国へ輸出する。 Gazpromのアナネンコフ副総裁によると、将来は主にヤクートガス田の天然ガスが中国に輸出されることになるが、これには埋蔵量1.3兆m3のチャヤンダガス田が含まれる。なお、東方ガス化プログラムの第2フェーズにおいても、ヤクートからアジア・太平洋諸国に天然ガスを輸出することになる(第1フェーズはサハリンから)。また、ミレル総裁によると、東西両ルートから中国への天然ガス年間輸出量は合計約700億m3、うち西ルートは300億m3、東ルートは380億m3になるが、供給量は最終的に契約の中で規定される。 また、ミレル総裁は、中露双方が来年、ロシアから中国へのLNG供給の可能性についても検討することで合意したことを明らかにした。 (中国証券報 10月14日)
ロシアの天然ガス会社Gazpromのミレル総裁は13日、次のように表明した。ロシアから中国への天然ガス輸出量は年間700億m3になる。価格はロシアの天然ガス輸出の慣行に基づき決定されることになる。また、来年にはロシアのLNGの対中輸出契約も調印される公算。ロシアの天然ガス輸出は加速されることになったが、これはいずれも今回のプーチン首相の訪中の成果である。
ロシア新聞の報道によると、中露は13日、西シベリア、極東及びサハリンから中国への天然ガス輸出で協議書に調印、うち西ルートは西シベリアから、東ルートは東シベリア、極東並びにサハリンから天然ガスを中国へ輸出する。
Gazpromのアナネンコフ副総裁によると、将来は主にヤクートガス田の天然ガスが中国に輸出されることになるが、これには埋蔵量1.3兆m3のチャヤンダガス田が含まれる。なお、東方ガス化プログラムの第2フェーズにおいても、ヤクートからアジア・太平洋諸国に天然ガスを輸出することになる(第1フェーズはサハリンから)。また、ミレル総裁によると、東西両ルートから中国への天然ガス年間輸出量は合計約700億m3、うち西ルートは300億m3、東ルートは380億m3になるが、供給量は最終的に契約の中で規定される。
また、ミレル総裁は、中露双方が来年、ロシアから中国へのLNG供給の可能性についても検討することで合意したことを明らかにした。
(中国証券報 10月14日)