中国石油化工集団(Sinopec)と中国石油天然ガス集団(CNPC)は、2010年よりサウジアラビアからの原油輸入量を104万b/dに増やすことに同意した。2009年比で12％増になる。中国国内の石油需要量が予想よりも大きな回復を見込むため。また、2010年には中国国内の複数の製油所の生産能力が増加することもあり、同年の石油需要の伸び率は、今年の伸び率10％弱を上回る見込み。

中国が2010年にサウジアラビアから輸入する原油には、サウジアラビア国営石油会社(Saudi Aramco)が25％出資している福建聯合石化向けの20万b/dも含まれる。

　（中国石化新聞網 11月20日）