国家能源局の呉吟副局長は1月30日、今後は新たに開設した国家能源委員会が先頭に立って国家エネルギー戦略計画を策定することを明らかにした。国家エネルギー戦略計画は、20年超の長期にわたるエネルギーの開発と建設を指導するもの。同戦略計画には、エネルギー構造調整、エネルギーの多元的発展の推進、再生可能エネルギーの比重の向上、省エネによるエネルギー利用効率向上、国内資源開発利用の統廃合、環境保護の唱導、エネルギー分野の国際協力等の内容が主に盛り込まれる。

　また、呉吟副局長は、新たな「エネルギー法」案がすでに国務院に提出され立法化の日程に上がっていることを明らかにするとともに、「エネルギー法」の付帯法になる「石炭法」「電力法」や「石油・天然ガス法」の起草作業が今後次々と展開されると述べた。

　（中国証券報 2月1日）