中国初のエコ発電所となる華能国際莱州発電所第1期が3月20日、着工された。 華電国際の莱州発電所第1期(100万kW×2基)が3月20日、着工された。山東省並びに山東電網の第11次5ヵ年規画重点電源建設事業であり、華電集団の第11次5ヵ年戦略計画の重点事業でもある。総容量は100万kW×8基になり、第1期では2基の100万kWユニットを建設する。年間発電量は110億kWhで、2012年上期に運転を開始する。 この発電所は、省エネ、節水、環境保護の特長を備え、1kWh当りの石炭消費は全国火力発電所の平均を70グラム下回る268.5g/kWh。270 g/kWhを下回るのはこの発電所が中国で初めてになる。その他、海水の淡水化技術を採用した水供給、発電所内の廃水の処理と再利用、汚水のゼロ排出などを実現した。同発電所が完成すると、環渤海経済圏並びに黄河デルタ生態経済区の開発を支える重要な電源になるだろう。 (中国能源網 4月1日)
中国初のエコ発電所となる華能国際莱州発電所第1期が3月20日、着工された。
華電国際の莱州発電所第1期(100万kW×2基)が3月20日、着工された。山東省並びに山東電網の第11次5ヵ年規画重点電源建設事業であり、華電集団の第11次5ヵ年戦略計画の重点事業でもある。総容量は100万kW×8基になり、第1期では2基の100万kWユニットを建設する。年間発電量は110億kWhで、2012年上期に運転を開始する。
この発電所は、省エネ、節水、環境保護の特長を備え、1kWh当りの石炭消費は全国火力発電所の平均を70グラム下回る268.5g/kWh。270 g/kWhを下回るのはこの発電所が中国で初めてになる。その他、海水の淡水化技術を採用した水供給、発電所内の廃水の処理と再利用、汚水のゼロ排出などを実現した。同発電所が完成すると、環渤海経済圏並びに黄河デルタ生態経済区の開発を支える重要な電源になるだろう。
(中国能源網 4月1日)