ブルームバーグ15日北京電によると、中国の3月の原油精製量は3,456万トン（817万b/d）、前年同月比18％もの増加となった。月間精製量では過去最高の2009年12月の3,460万トンに次ぐ大きさ。中国の製油能力の拡大や経済回復に伴う燃料消費量の増加によるものである。

　3月の製品別生産量と前年同月比の伸び率は、軽油1,260万トン、17%、ガソリン630万トン、0.9%，重油189万トン、12%、灯油139万トン、22％。

　専門家によると、製油プラントの稼動が増えるにつれて、中国の製油量も増加し、さらにこれに伴って中国の原油輸入量と石油製品輸出量の増加も続くことになる。中国の3月の原油輸入は2,100万トンで、これも月間輸入量では2009年12月に次ぐ。

　（中国石化新聞網 4月16日）