最近、大亜湾原子力発電所で放射性物質漏れ事故が発生したと報道されたが、同発電所を運営する大亜湾核電運営管理有限責任公司は声明を出し、事故報道は事実でないと表明した。 大亜湾核電運営管理有限責任公司は、大亜湾原子力発電所の2基のユニットは安全に運転されており、放射性物質漏れ事故は発生していないとし、また、広東と香港の観測データからも、大亜湾原子力発電所及び周辺地区の放射性レベルは原子力発電所稼動前と比べ何ら変化はないとしている。 大亜湾核電運営管理有限責任公司によると、5月23日、大亜湾原子力発電所2号機の一次回路に放射性レベルの異常な上昇があったが、28日には安定した。同公司は、燃料棒の被覆管に微細なひびがあったと見られるが、現在、2号機の放射性レベルは正常運転の範囲内にあり、市民にはいかなる影響も及ぶことはないとしている。 大亜湾原子力発電所は、今回の一件は国際原子力機関(IAEA)の国際原子力事象評価尺度に達していないが、直ちに国家核安全局に報告するとともに、IAEAの安全基準諮問委員会にも通報したとしている。 (広州日報 6月17日)
最近、大亜湾原子力発電所で放射性物質漏れ事故が発生したと報道されたが、同発電所を運営する大亜湾核電運営管理有限責任公司は声明を出し、事故報道は事実でないと表明した。
大亜湾核電運営管理有限責任公司は、大亜湾原子力発電所の2基のユニットは安全に運転されており、放射性物質漏れ事故は発生していないとし、また、広東と香港の観測データからも、大亜湾原子力発電所及び周辺地区の放射性レベルは原子力発電所稼動前と比べ何ら変化はないとしている。
大亜湾核電運営管理有限責任公司によると、5月23日、大亜湾原子力発電所2号機の一次回路に放射性レベルの異常な上昇があったが、28日には安定した。同公司は、燃料棒の被覆管に微細なひびがあったと見られるが、現在、2号機の放射性レベルは正常運転の範囲内にあり、市民にはいかなる影響も及ぶことはないとしている。
大亜湾原子力発電所は、今回の一件は国際原子力機関(IAEA)の国際原子力事象評価尺度に達していないが、直ちに国家核安全局に報告するとともに、IAEAの安全基準諮問委員会にも通報したとしている。
(広州日報 6月17日)