ロシア国営天然ガス会社Gazpromと中国石油天然ガス集団(CNPC)は先日北京においてロシアから中国への天然ガス供給をめぐって商業交渉を行った。

　今回の商業交渉は2009年6月に中露間で調印された天然ガス分野の協力覚書補充協議に基づくもの。

　ロシア側の代表はGazprom副会長のアレクサンドル・メドベージェフ、中国側はCNPCの汪東進副総裁。

　両者は商業交渉において、商業並びに技術パラメータの理解で互いに歩み寄った。また、両社はロシアから西ルート経由による中国への天然ガス供給事業に対する各種融資計画についても検討した。また、中露の専門家の共同行動のスケジュールを設定して、次回の中露エネルギー対話の準備を進めることを決定した。

　（中国石化新聞網 7月26日）