ノルウェーUpstream Onlineの27日北京電によると、エネルギーコンサルティング会社のWood Mackenzieはレポートの中で、2030年までに中国の非在来型ガスが国内天然ガス供給の25％を占めるようになるとの予測を示した。

　Wood Mackenzieの中国天然ガス研究部長であるGavin Thompson氏は、中国国内の炭層ガス、石炭系合成ガス及びシェールガスの生産量は2030年までに110億ft3/d以上に達するとしている。

　一方、Wood Mackenzieの予想では、中国の天然ガス需要は2009年の930億m3から、2030年には4,440億m3に達し、年平均の伸び率は7.5％に上る。

　但し、非在来型天然ガス資源の開発には時間がかかるため、中国は国内の天然ガス需要を賄うため、大量のLNGとパイプラインガスの輸入が必要。中国の2020年のLNG需要について、Wood Mackenzieのレポートは、以前の予測値よりも1,500万トン多い4,600万トンになると予想している。

　（中国石化新聞網 7月28日）