10月20日に開かれた全国化工科学技術大会において、中国石油化学工業聯合会は《石油化学産業第12次５ヵ年規画科学技術発展規画綱要》意見募集版を発表し、第12次５ヵ年規画期末において、エネルギー多消費製品の単位当たりエネルギー消費を国際先進水準に達するようにし、エネルギー消費と主要汚染物排出総量を第11次５ヵ年規画末比で10％引き下げ、主要製品のクリーン生産を実現する。

　中国石油化学工業聯合会の李勇武会長は、石油化学産業が第12次５ヵ年規画期に直面する省エネ・排出削減の任務は困難であり、先進的実用技術を開発、推進して、省エネ・排出削減を技術面で保障する必要があると表明した。

　環境保護産業の関係者によると、先進諸国の化学工業は環境保護に少なくとも純益の10％、多い場合は30〜40％を投入している。今後化学メーカーの環境保護面の圧力は極めて大きなものになるが、省エネ・環境保護産業にとっては極めて大きなチャンスになる。

　（中国石化新聞網 10月25日）