国家能源局発展規画司の江冰司長は10月30日に開かれた「エネルギー・経済・発展」フォーラムにおいて、中国の第12次5ヵ年規画は、次の7大重点を突出させて、エネルギー総消費量を抑制すると表明した。 (1) 化石エネルギーの高度化を進める。炭鉱の改造を推進し、石油・天然ガス資源開発を拡大し、火力発電開発を高度化する。石炭生産を合理的に抑制し、石炭のクリーンな利用を推進する。最終消費に占める電力と天然ガスのシェアを拡大する。 (2) 非化石エネルギーの発展を加速、推進する。水力発電と原子力発電開発を加速、推進し、風力発電、太陽エネルギー、バイオマスエネルギー等の再生可能エネルギーの利用を適切に進めて、2015年の一次エネルギー消費に占める非化石エネルギーの比率を11%以上にする。 (3) エネルギー輸送パイプラインの建設を強化して、エネルギー配置能力を高める。 (4) エネルギーの科学技術と装備のイノベーションを加速し、エネルギー装備の国産化レベルを高める。 (5) 省エネ・排出削減を強化する。エネルギーの開発・利用過程における省エネ・排出削減を促進する。エネルギー資源の集約的開発を進め、エネルギー需要側管理を強化することによって、重点分野の省エネを推進し、汚染物排出を減らし、バランスの取れた発展を実現する。 (6) 国際エネルギー協力を強化する。海外開発を加速し、国内エネルギーの対外開放を深化、拡大し、エネルギー貿易を一層拡大する。 (7) エネルギー体制改革を推進する。 (中国証券報 11月1日)
国家能源局発展規画司の江冰司長は10月30日に開かれた「エネルギー・経済・発展」フォーラムにおいて、中国の第12次5ヵ年規画は、次の7大重点を突出させて、エネルギー総消費量を抑制すると表明した。
(1) 化石エネルギーの高度化を進める。炭鉱の改造を推進し、石油・天然ガス資源開発を拡大し、火力発電開発を高度化する。石炭生産を合理的に抑制し、石炭のクリーンな利用を推進する。最終消費に占める電力と天然ガスのシェアを拡大する。
(2) 非化石エネルギーの発展を加速、推進する。水力発電と原子力発電開発を加速、推進し、風力発電、太陽エネルギー、バイオマスエネルギー等の再生可能エネルギーの利用を適切に進めて、2015年の一次エネルギー消費に占める非化石エネルギーの比率を11%以上にする。
(3) エネルギー輸送パイプラインの建設を強化して、エネルギー配置能力を高める。
(4) エネルギーの科学技術と装備のイノベーションを加速し、エネルギー装備の国産化レベルを高める。
(5) 省エネ・排出削減を強化する。エネルギーの開発・利用過程における省エネ・排出削減を促進する。エネルギー資源の集約的開発を進め、エネルギー需要側管理を強化することによって、重点分野の省エネを推進し、汚染物排出を減らし、バランスの取れた発展を実現する。
(6) 国際エネルギー協力を強化する。海外開発を加速し、国内エネルギーの対外開放を深化、拡大し、エネルギー貿易を一層拡大する。
(7) エネルギー体制改革を推進する。
(中国証券報 11月1日)