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【エネルギー全般・政治経済】

第12次5ヵ年規画期には新エネルギー利用のシェア引き上げも省エネ目標は引き下げ (10/12/14)
2010/12/15
中国【エネルギー全般・政治経済】

 広州市で開かれたアジアエネルギーフォーラムのプレス発表において、第12次5ヵ年規画の単位GDP当たりの排出削減目標が第11次5ヵ年規画の削減目標20%を下回る見通しであることが分かった。また、今後10年でエネルギー総需要に占める非化石エネルギーのシェアは15%になる。

 国家発展改革委員会エネルギー研究所の戴彦徳副所長は、今後化石エネルギーの価格上昇が大きな流れになり、国はエネルギー価格の差別化によってエネルギー需要構造を調節し、新エネルギー利用のシェアを高めることになると表明した。

 今後10年でエネルギー総需要を20億tce(標準炭換算トン)増やすことが依然必要であり、需要を減らしエネルギー利用効率を高めることは極めて困難な任務になる、将来的にエネルギー総消費の中で非化石エネルギーは15%を占めると予想される。うち原子力発電の設備容量は8,000万kW、水力発電は4億kWに達することになる。

 (広東新聞網 12月14日)