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【新エネルギー】

アモイは海藻を新エネルギーとして開発せよ (11/07/12)
2011/7/17
中国【新エネルギー】

 アモイ市政治協商会議の副主席であり、水産の専門家である陳昌生氏は、アモイ市は海藻類の総合加工利用と新エネルギーとしての開発利用を検討すべきと提言した。陳昌生氏は、藻類は在来の化石エネルギーに代替できる新たなバイオエネルギーであり、地球のエネルギー危機の緩和に重要な作用を果たすと述べた。

 関係機関の統計によると、世界の海藻類総生産量は1,245万トン、うち中国がその60%近くの741万トンを占める。また、福建省の海藻生産量は全国の約40%を占める。福建省の海藻産業は、規模と輸出のいずれにおいても中国で最も重要な地位を占めている。

 陳昌生氏は、アモイは海藻エネルギーの産業化の研究を展開してアモイを新エネルギー開発で全国首位にすると同時に、国家級のエネルギー開発研究チームを育成すべきと提言した。アモイは海藻の主要生産地ではないものの、海藻の総合加工利用や新エネルギーとしての開発利用の面では、例えば、市外で養殖してアモイで加工と利用を進めるなどの形で、作用を発揮することが出来るだろう。

 (アモイ商報 7月12日)