8月2日、中国海洋石油(CNOOC)の海南LNGプロジェクトが海南洋浦経済開発区で着工された。事業総投資額は65億元、建設内容はLNGターミナル、港湾及びガスパイプラインの3つの部分からなる。ターミナルは年間300万トン規模、港湾は26.7万m3のLNGタンカー埠頭と3,000トン級の作業船埠頭からなる。ガスパイプラインは新たに122キロ敷設して、海南の環島天然ガスパイプライン網に接続する。パイプラインの輸送能力は年間38億m3。

　海南LNGプロジェクトはCNOOCにとって、広東大鵬、福建、上海、浙江、珠海に継ぐ6件目のLNGプロジェクトである。

　海南LNG貯蔵転送センターも海南LNGターミナルに設ける計画であり、LNGターミナルと合わせて建設を進める。第1期では海南LNGターミナルの貯蔵タンク2基に加えて、さらにLNGタンク7基も建設する。第2期にはさらに9基を建設して転送規模を拡大する。海南LNGターミナル内の合計18基のタンクによって、貯蔵転送能力は年間1,500〜2,000万トンになる。

　（中華商務網 8月4日）