国家級の重点ハイテク企業である福建龍岩卓越新能源発展有限公司は自社開発の新技術と自動生産設備によって、1トンの下水油から980キロのバイオディーゼルを精製している。 同公司は福建省西部の龍岩やアモイなどに3軒の生産工場を有し、年間10万トン超のバイオディーゼルを生産している。葉活動会長によると、今年末には龍岩に10万トンの生産能力を増やす。 同公司のアモイ工場では化学会社独特の鼻を刺すような臭いはない。金属パイプとリアクターからなる大型精製プラントは工場内に整然と配置されている。葉会長によると、同公司が長年かけて自主開発した連続自動生産設備は10件余りの発明特許を取得しており、バイオディーゼルの転換率を当初の70〜80%から今では98%に高めている。この生産設備によって1トンの下水油から980キロのバイオディーゼルを精製できる。 同公司所用の下水油は主に上海、北京、アモイ等の都市から調達している。福建省経済貿易委員会の関係者によると、中国の都市化の加速によって飲食業が急成長し、中国国内の飲食業の動植物油脂年間消費量は2,200万トン以上、年間廃棄油脂は200万トンに達している。これら廃棄油脂を回収して再利用すれば、下水油が食卓に上ることを防ぐとともに、新エネルギー産業の発展にとって新たな道を切り開くことになる。 (新華網 8月28日)
国家級の重点ハイテク企業である福建龍岩卓越新能源発展有限公司は自社開発の新技術と自動生産設備によって、1トンの下水油から980キロのバイオディーゼルを精製している。
同公司は福建省西部の龍岩やアモイなどに3軒の生産工場を有し、年間10万トン超のバイオディーゼルを生産している。葉活動会長によると、今年末には龍岩に10万トンの生産能力を増やす。
同公司のアモイ工場では化学会社独特の鼻を刺すような臭いはない。金属パイプとリアクターからなる大型精製プラントは工場内に整然と配置されている。葉会長によると、同公司が長年かけて自主開発した連続自動生産設備は10件余りの発明特許を取得しており、バイオディーゼルの転換率を当初の70〜80%から今では98%に高めている。この生産設備によって1トンの下水油から980キロのバイオディーゼルを精製できる。
同公司所用の下水油は主に上海、北京、アモイ等の都市から調達している。福建省経済貿易委員会の関係者によると、中国の都市化の加速によって飲食業が急成長し、中国国内の飲食業の動植物油脂年間消費量は2,200万トン以上、年間廃棄油脂は200万トンに達している。これら廃棄油脂を回収して再利用すれば、下水油が食卓に上ることを防ぐとともに、新エネルギー産業の発展にとって新たな道を切り開くことになる。
(新華網 8月28日)