水力発電資源の最新の調査結果と水電規画総院及び中国工程院水力エネルギー研究チームの研究報告によると、中国の100万kW以上の大型水力発電所は100余基で、そのほとんどは15の水力発電基地に集中しており、設備容量は3.4億kW超になる。うち完成済みは20基、建設中及び着工待ちは90余基。容量300万kW以上の水力発電所は30基で、総設備容量は1.9867億kW。これらの発電所は中国の水力発電開発において重要な位置を占めている。

　今のところ、完成済みが2基、建設中が10基、審査中が2基、FS実施中が4基、プレFS実施中が1基、測量済みが8基。これら30の大型発電所のうち、総設備容量が500万kWを超える発電所は11基、1,000万kW超は7基、2,000万kW超の特大発電所は2〜3基、うち雅魯蔵布江の大彎曲部にある墨脱発電所の容量は4,000万kWに上る。

　（新華網 9月5日）