内蒙古自治区煤炭工業局等からの情報によると、石炭等の鉱産物の開発方式を速やかに転換するため、内蒙古自治区は今後数年、石炭産業の参入基準をより一層引き上げ、石炭企業の統廃合と再編を推進する。

　内蒙古が新たに制定した鉱業開発参入基準によると、今後褐炭開発井の年間採掘規模は300万トンを下回ってはならず、褐炭露天掘り炭鉱の年間採掘規模は500万トンを下回ってはならない。それ以外の炭種の坑井年間採掘規模は120万トンを下回ってはならず、露天掘り炭鉱の年間採掘規模は300万トンを下回ってはならない。坑井の石炭資源平均回収率は70％を下回ってはならない。

　内蒙古は鉱産資源開発の集中度を高めるため、既存の鉱山の統廃合と再編を強化する。2015年末までに生産規模45万トン以下の炭鉱をすべて市場から撤退させる。石炭企業の合併再編は自治区政府が統一的に部署し、2013年末までに全自治区の地方石炭生産企業の数を80〜100に抑える。

　（新華網 9月13日）