四川盆地において再び1,000億m3超の大型ガス田が発見された。中国石化探査南方公司は、同公司の発見した埋蔵深度6,950mの大型海成天然ガス田である元●ガス田の第1期天然ガス確認原始埋蔵量が1,592.53億m3に上ることを明らかにした。9月16日に国土資源部鉱産資源埋蔵量評定委員会専門家チームによる査定であり、現時点では中国国内で埋蔵深度のもっとも大きい大型海成ガス田になる。

　元●ガス田は四川省広元、南充並びに巴中市にある。SINOPECが四川盆地で発見した大型海成ガス田としては普光ガス田に継ぐものである。元壩ガス田のガス確認賦存面積は155.33平方キロ、ガス鉱床の埋蔵深度は6,240〜6,950m、平均埋蔵深度は6,673m。元壩ガス田で最初に発見された1井は2007年に試験生産を開始し、1日の生産量は50.3万m3になる。すでに7つのガス井と9つの層で日量100万m3超が試験的に生産されている。SINOPECは2015年末までに34億m3の年産能力を構築する計画である。

　（人民日報 9月19日）

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