ノルウェーUpstream Onlineの9月19日ジャカルタ発報道によると、インドネシア政府の官僚は、2012年に中国海洋石油(CNOOC)とタングーガス田から産出する天然ガス価格改定について交渉することを検討していると述べた。

　ロイターの報道によると、世界の天然ガス価格高騰を背景に、インドネシアはより高い経済成長を実現するため、国内外の買い手との間で天然ガス価格の改定交渉を検討している。

　インドネシアは中国海洋石油との長期契約に基づき、タングーガス田から中国福建省のLNGターミナルに年間260万トンのLNGを供給している。ロイターの報道によると、インドネシアが他の諸国に販売するLNG価格はCNOOCに販売する価格よりもはるかに高いとのこと。

　タングーガス田はBPがオペレーターを担当している合弁プロジェクトで、LNG年間760万トンの生産能力を備える。

　（中国石化新聞網 9月20日）