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【電力】

江蘇省が電力大口需要家に懲罰的電力価格を適用 (11/09/20)
2011/9/27
中国【電力】

 江蘇省経済情報化委員会の顧瑜芳副主任によると、エネルギー消費量が大きく、資源自給率が低く、環境キャパシティが小さいのが江蘇省の特殊事情であり、資源と環境の拘束が強まっていることは、江蘇省の第12次5ヵ年規画期の経済社会発展において突出した問題になっている。「資源需給状況から見て、第12次5ヵ年規画期の江蘇省GDP予想年平均成長率10%と2010年のエネルギー消費強度をもとに試算すると、2015年の全省のエネルギー消費量は4億tce(標準炭換算トン)に達し、第11次5ヵ年規画期末比で1.52億tceの純増になる。エネルギー資源の需給ギャップは突出している」と、顧瑜芳副主任は言う。

 2010年の江蘇省の単位GDP当たりエネルギー消費は2005年比で20.45%下がり、第11次5ヵ年規画期に単位GDP当たりのエネルギー消費を20%下げるという国からの拘束的目標はクリアした。低下率は全国平均を1.39ポイント上回った。

 顧瑜芳副主任によると、国が江蘇省に通達した第12次5ヵ年規画期の省エネ目標は単位GDP当たりエネルギー消費を2010年比で18%引き下げよというものである。今年上半期の省エネ状況は前年同期よりも良好であるが、単位GDP当たりのエネルギー消費の下げ幅を3.5%にするという目標にはほど遠い。また、江蘇省の電力使用量の伸び率は昨年同期に比べやや下がったものの、周辺の省・直轄市に比べると依然高い。

 今年に入って、江蘇省は企業1,360社余りのエネルギー使用状況の統計調査や技術、設備に対する検査を行っている。省経済情報化委員会が明らかにした最新の進展状況によると、省エネ専門活動は一段落し、検査した1,366社の重点エネルギー消費企業のうち、127社が、国から淘汰を命令されている老朽エネルギー使用設備451台を使用していたことが分かった。また、3社、3製品のエネルギー消費指標が所定の限度をオーバーしていた。江蘇省の関係部局はこれら企業に対する追跡調査と督促を強化し、企業に対して速やかに老朽化設備を更新するよう督促するとともに、物価局と協同して、これら企業に対して懲罰的電力価格を適用する。

 (中国電力網 9月20日)