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中国
【石炭】

山西省の石炭生産100万トン当たりの死亡率が先進国水準に (11/09/25)
2011/9/30
中国【石炭】

 山西省の王君省長は9月25日、同省の安全生産状況は昨年に比べ顕著に好転していると表明した。

 統計によると、今年1〜8月の山西省の生産死亡事故は前年同期比で170人、10.2%下がった。なお、2009年は2008年比で1,018人減少し、2010年は2009年比で505人減少した。石炭生産100万トン当たりの死亡率は0.077に下がり、先進国水準に達している。

 山西は中国の重要なエネルギー・原材料基地であり、今年1〜8月の石炭生産量は5.6億トンに達した。通年では8億トン以上になる見込みである。王君省長によると、山西省は近年、経済発展のみならず安全生産も行政成績として取り組むとの理念を確立し、炭鉱に重点を置いて、各産業分野をカバーする安全生産専門整備を展開し、安全生産に関する規則及び制度の確立と健全化を進めている。また、企業と政府の安全生産の主体的責任を全面的に具体化し、安全生産管理の体制と仕組みを革新し、安全生産の末端基礎対策を強化している。

 (新華網 9月25日)