10月10日、国家能源局石油天然ガス処の責任者は、「2011年中国国際石油石化・海洋工程技術大会」において、国家能源局が関係部局と協力して天然ガス備蓄システムを確立するよう準備していることを明らかにした。

　同責任者の説明によると、中国は主に岩穴や廃油田を利用して備蓄を進めてきたが、この種の備蓄方式は工期が長く、高速、大容量の天然ガス備蓄を行うことが出来ない。また、パイプラインの天然ガス備蓄容量も限定的である、また、LNGの備蓄タンクは資金並びに技術の要件が極めて高く、建設コストが非常に大きい。したがって、今後中国はより有効な天然ガス備蓄システムを研究、確立して、一定の天然ガス備蓄量を確保することになる。

　（第一財経日報 10月10日）