光大国際はアジア開発銀行及び6銀行から1億ドルの融資を受けて中国国内のゴミ焼却発電事業に乗り出している。光大国際の陳小平行政総裁は、融資金を利用して蘇州、江蘇及び広東に3つのプロジェクトを建設すると表明した。

　蘇州事業第3期は目下建設中であり、2012年末に竣工する。江蘇と広東の事業は目下準備が進められており、2012年上半期に着工され、2013年に竣工する見込み。3つのプロジェクトがすべて竣工すると、1日当たりのゴミ処理量は1.2億トンに増える。

　アジア開発銀行は2009年、光大国際に対し、1億ドルの融資とクリーン・エネルギー融資協力メカニズムによるクリーン・エネルギー基金からの60万元の技術援助を提供した。アジア開発銀行インフラファイナンス・ヘッドの木村寿香氏によると、今回の融資は2年前の光大国際向け融資計画の一部であり、期間は5年であるが、満期前に延期の申請が可能。18ヵ月後から償還が始まるが、金利は明らかにされていない。

　（華富財経 1月13日）