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中国
【石炭】

石炭産業は経済命脈に関わる主体にして主力エネルギーとしての地位は不変 (11/03/25)
2012/3/30
中国【石炭】

 国家能源局の呉吟副局長は《石炭産業発展第12次5ヵ年規画》プレス発表会において次のように表明した。石炭は中国の主体エネルギーであり、一次エネルギー構造の中で約70%を占める。将来も相当長期間にわたって主体エネルギーとしての石炭の地位に変化はない。石炭産業は国家経済の命脈とエネルギーセキュリティに関わる重要な基礎産業である。第12次5ヵ年規画期の新規炭鉱建設規模は年間7.4億トンになり、2015年に石炭生産能力は41億トンに達するが、石炭生産量は39億トン前後に抑える。原炭の選炭率を65%以上とする。1億トンクラスの大型石炭企業を10社、5,000万トンクラスを10社形成して、全国石炭生産量の60%以上を占めるようにする。同時に炭鉱企業の合併再編を推進し、大型企業グループを発展させる。大型石炭基地の秩序立った建設を進め、石炭の安定供給を確保する。大型現代化炭鉱を建設し、小炭鉱の炭鉱運営水準を高める。

 (中国経済導報 3月25日)