第12次5ヵ年国家科技支柱計画の大規模石炭火力発電所排煙CO2回収・石油増進回収・貯留(CCUS)技術開発及び応用モデルプロジェクトが山東省の勝利油田でスタートした。中国初の石炭火力発電所CCUSプロジェクトになる。CO2を削減するとともに、油田の生産量を高める。 同プロジェクトでは、年間50〜100万トンのCO2回収・純化・輸送モデルプロジェクトと年間20〜30万トンのCO2石油増進回収貯留プロジェクトを完成させる。 CO2石油増進回収は収益性が高く、在来型石油鉱床のみならず、低浸透圧・超低浸透圧の鉱床にも適用でき、原油採収率を顕著に高めることが出来る。油田の地質状況によって異なるが、原油1トン増産するのに1〜4.2トンのCO2を要し、油田の総埋蔵量の約10%の原油を増産できる。勝利油田だけでもCO2石油増進回収に適した石油鉱床の埋蔵量は相当量に上る。 (中国化工報 4月10日)
第12次5ヵ年国家科技支柱計画の大規模石炭火力発電所排煙CO2回収・石油増進回収・貯留(CCUS)技術開発及び応用モデルプロジェクトが山東省の勝利油田でスタートした。中国初の石炭火力発電所CCUSプロジェクトになる。CO2を削減するとともに、油田の生産量を高める。
同プロジェクトでは、年間50〜100万トンのCO2回収・純化・輸送モデルプロジェクトと年間20〜30万トンのCO2石油増進回収貯留プロジェクトを完成させる。
CO2石油増進回収は収益性が高く、在来型石油鉱床のみならず、低浸透圧・超低浸透圧の鉱床にも適用でき、原油採収率を顕著に高めることが出来る。油田の地質状況によって異なるが、原油1トン増産するのに1〜4.2トンのCO2を要し、油田の総埋蔵量の約10%の原油を増産できる。勝利油田だけでもCO2石油増進回収に適した石油鉱床の埋蔵量は相当量に上る。
(中国化工報 4月10日)