国家能源局長の呉吟副局長は5月3日、第4回米中戦略経済対話において次のように表明した。国際石油価格の高騰が国際エネルギーセキュリティにマイナスの影響を及ぼす中、米中両国は世界最大のエネルギー生産消費国として協力し、両国乃至は世界のエネルギーセキュリティを共同で保障しなければならない。第4回戦略経済対話の期間中、米中双方は一年来のエネルギー分野の協力を総括し、未来の協力について徹底的に検討するとともに、エネルギーセキュリティやエネルギーセキュリティにおける天然ガスの役割について意見交換し、部分的にコンセンサスに達した。

　米中双方は、今後も引き続き交流と対話を強化し、エネルギー科学技術、先進的バイオ燃料、再生可能エネルギー、スマートグリッド等の分野で実務協力を積極的に推進すると表明した。特に相互の優勢をもって補完する形でシェールガスの技術並びに資源開発で協力を大いに推進するとともに、エネルギー戦略計画をめぐる交流と政策の協調を強化し、石油市場の安定を守り、エネルギーセキュリティを共同で保障し、米中両国が相互尊重・互恵・ウィンウィンの協力パートナーシップを構築するために積極点な努力と貢献を果たす。

　（中国能源網 5月4日）