ロイヤル・ダッチ・シェルグループは4月24日、グローバルガス化(Gasification)事業部とグローバル非在来型ガス・炭層ガスセンターをオランダのハーグから北京に移転するともに、グローバル潤滑油技術センターの一つを上海に設立すると発表した。 シェルが中国で運営している各種事業はいずれも良好な発展を遂げ、特に非在来型天然ガスと潤滑油は好調。シェルがグローバル業務部門を北京に移すことは、同社が中国エリアの天然ガス事業を重要視している現われである。また、シェルは中国に常駐する高級マネジメントグループを設けることになる。 シェルは中国石油天然ガス(CNPC)の富順−永川鉱区との間で中国初のシェールガス生産物分与契約に調印し、また、同じくCNPCと陝西省長北鉱区並びに四川省金秋鉱区をめぐってタイトガス開発で協力し、さらに山西省でも炭層ガスで協力を進めている。加えて、シェルとCNPCが50:50の出資比率で作井技術の合弁会社を設け、国際舞台へと協力を延伸しようとしていることも注目される。 (中国石油新聞中心 5月8日)
ロイヤル・ダッチ・シェルグループは4月24日、グローバルガス化(Gasification)事業部とグローバル非在来型ガス・炭層ガスセンターをオランダのハーグから北京に移転するともに、グローバル潤滑油技術センターの一つを上海に設立すると発表した。
シェルが中国で運営している各種事業はいずれも良好な発展を遂げ、特に非在来型天然ガスと潤滑油は好調。シェルがグローバル業務部門を北京に移すことは、同社が中国エリアの天然ガス事業を重要視している現われである。また、シェルは中国に常駐する高級マネジメントグループを設けることになる。
シェルは中国石油天然ガス(CNPC)の富順−永川鉱区との間で中国初のシェールガス生産物分与契約に調印し、また、同じくCNPCと陝西省長北鉱区並びに四川省金秋鉱区をめぐってタイトガス開発で協力し、さらに山西省でも炭層ガスで協力を進めている。加えて、シェルとCNPCが50:50の出資比率で作井技術の合弁会社を設け、国際舞台へと協力を延伸しようとしていることも注目される。
(中国石油新聞中心 5月8日)