4月26日、紅沿河原子力発電所1号機に初めて投入する燃料が現地に到着した。今回、核燃料の輸送は、中国で初めてすべてを自動車道路による輸送方式を採用し、全行程は3,017キロに達した。

　遼寧紅沿河原子力発電公司が中心になって燃料受入の専門チームを設け、現場の核燃料受け入れの操作、保護、受入のミニマムシステム、放射線保護、地方との協調等の作業を統一的に部署し、現場での核燃料受け入れの条件を予定通り整えた。

　紅沿河原子力発電所1号機は2012年末に商業運転に入る予定である。初の核燃料が到着したことは、予定通りの燃料投入と商業運転を実現する上で有利な条件が整ったことを意味している。第二陣の核燃料は5月下旬に到着する予定である。

　（中国市場研究報告網 5月8日）