5月8日、湖北省最大のメタン発酵ガス発電プロジェクトが黄岡市龍感湖管理区で稼動した。

　同プロジェクトは湖北省初の家禽・家畜糞をメタン発酵ガスの原料として利用する新エネルギー・循環経済プロジェクト。盛龍公司の5万頭の養豚場で発生する排泄物を原料とし、世界先進のドイツ製メタン技術及び設備を採用してメタン発酵ガスを生産する。そして、メタン発酵ガスを燃料として米国CE社製の高効率内燃発電機によって発電を行う。2009年に5,400万元を投じて着工された。設備規模は、635kWメタン発酵ガス内燃発電機2台、68kWツインスクリュー膨張動力発電機1台。メタン発酵ガス年産347万6,550m3、バイオ肥料年産4万トン、年間系統連系発電量1,000万kWhになり、ブタの排泄物の悪臭など環境問題を徹底的に解決する。このプロジェクトは、龍感湖管理区の経済と産業構造調整に推進作用をもたらし、龍感湖国家級湿地エコ自然保護区の環境に優れた模範的作用を果たす。

　（荊楚網 5月9日）