中国原子力産業協会の徐玉明副事務局長は「第8回中国原子力国際大会」において、中国が6月に新規原子力発電事業の許認可を再開する公算であり、国務院が目下関連問題について討議していると表明した。徐玉明副事務局長の指摘によると、日本の昨年の原発事故発生で中国は直ちに新規原子炉建設を停止したが、そのため中国国内の関連部品メーカーの損失は総額300億元に達している。 なお、徐玉明副事務局長の予想では、2020年時点で中国の稼動中の原子力発電設備容量は7,000万kW、建設中の原子力発電設備容量は3,000万kWになり、また、中国のエネルギー消費に占める原子力発電の比率は、現在の1%から、2020年には15%に急上昇しているだろう。 (中国証券網 5月17日)
中国原子力産業協会の徐玉明副事務局長は「第8回中国原子力国際大会」において、中国が6月に新規原子力発電事業の許認可を再開する公算であり、国務院が目下関連問題について討議していると表明した。徐玉明副事務局長の指摘によると、日本の昨年の原発事故発生で中国は直ちに新規原子炉建設を停止したが、そのため中国国内の関連部品メーカーの損失は総額300億元に達している。
なお、徐玉明副事務局長の予想では、2020年時点で中国の稼動中の原子力発電設備容量は7,000万kW、建設中の原子力発電設備容量は3,000万kWになり、また、中国のエネルギー消費に占める原子力発電の比率は、現在の1%から、2020年には15%に急上昇しているだろう。
(中国証券網 5月17日)