中国石油天然ガス集団(CNPC)によると、トルクメニスタンからの天然ガス輸入は、2009年12月の開始以来すでに300億m3に上っている。うち107億m3はトルクメニスタンのアム河右岸にあるBagtyyarlykガス田から輸入し、それ以外は他のトルクメニスタンのガス田から輸入した。アム河エリアの開発は目下進行中であり、2014年にはパイプラインによって年間130億m3の天然ガスを供給することになる。CNPCとトルクメニスタン政府は同エリアの生産物分与契約に調印している。

　2007年7月、CNPCはトルクメニスタン国営天然ガス会社Turkmengazと売買契約に調印し、年間300億m3のトルクメニスタン天然ガスを購入することになり、2008年には、購入量を2015年までに年間400億m3に引き上げることに合意した。CNPC傘下の上場会社である中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)　によると、2011年のトルクメニスタンからの天然ガス輸入量は155億m3で、2010年の3倍以上。また、2012年には241億m3を輸入する計画である。

　（中国石化新聞網 6月5日）