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【新エネルギー】

二大電網公司の風力発電開発参入は新エネルギー発電の系統連系にとっても有利 (12/07/23)
2012/7/27
中国【新エネルギー】

 6月25日、南方電網の子会社の南網総合能源有限公司はそのウェブサイトにおいて、同公司を中心に明陽風電、粤電集団など中国国内のエネルギー・関連分野の著名企業8社が共同出資する南方海上風電聯合開発有限公司が6月25日に発足したと発表した。

 これより先、国家電網公司は国網新能源控股有限公司を設けて風力発電事業開発に手を染めていた。南方電網公司も正式に参入したことで、2大電網公司のいずれもが風力発電開発に参入したことになる。専門家の見方では、電網公司の風力発電事業への参加によって、系統連系電力消化のリスクとコストを引き下げることが可能になる。アモイ大学エネルギー経済研究センターの林伯強主任もまた「全産業チェーンを糾合し、聯合公司を設けて海上風力発電を開発すれば、内部からコストを引き下げ、より大きな競争力を備える系統連系価格を形成することが可能になる。特に電網公司の参入によって困難な風力発電の系統連系問題の解決が可能になる」と指摘する。

 (中国能源網 7月23日)