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華能集団と湖北省が戦略協力 クリーン発電に300億元の重点投資 (12/08/15)
2012/8/20
中国【石炭】

 8月9日、中国華能集団と湖北省政府は戦略協力枠組協定を締結した。華能集団の湖北省に対する投資は、2020年には300億元に達することになる。

 華能集団はアジア第1位、世界第2位の発電グループ企業であり、世界企業500強の第246位。華能集団と湖北省は長期有効協力関係にあり、華能集団の湖北省における主な企業には、陽邏発電所、荆門熱電コージェネレーション事業、応城熱電コージェネレーション事業、恩施大龍潭水力発電公司、恩施馬尾溝水力発電公司等がある。華能集団は、エネルギーの消耗が大きく汚染の深刻な老朽化小型火力発電ユニットの淘汰を急ぐとともに、クリーン・コール発電技術の推進や大容量・高パラメータ・高効率・省エネ・環境配慮型の火力発電ユニットとコージェネレーションユニットの建設に力を入れている。同時に、発電事業が高エネルギー効率・低エネルギー消費・低炭素排出モデルに向け発展するよう促進し、湖北省においても天然ガス、シェールガス、風力発電、ソーラーなど新エネルギー事業の投資開発を進めている。

 湖北省は、華能集団が安全・安定・経済的・クリーンの現代的エネルギー産業を構築するために、全省を挙げて良好な条件を創出することになる。今回の協定の締結は両者の協力が新たな段階に進んだことを示すものであり、両者の発展の促進、湖北の電力供給の保障、資源構造の最適化、経済の持続可能な発展に寄与するだろう。

 (中国新聞網 8月15日)