7月期の中国のクリーン・エネルギー発電量は1,068億kWhで前年同月比31％増加した。1〜7月の全国クリーン・エネルギー電力受入量は5,055億kWhで、系統連系電力量全体に占める比率は18.4％となり、前年同期を1.9ポイント上回った。

　電力監管委員会のモニタリングによると、7月期の中国のクリーン・エネルギー発電量は1,068億kWh、前年同月比31%増となった。うち水力発電は33.9%増、風力発電は56.7%増。1〜7月の全国クリーン・エネルギー電力受入量5,055億kWhのうち，水力発電は3,936億kWhで前年同期比15.6%増、風力発電は569億kWhで29.7%増、原子力発電は550億kWhで15.3%増となった。7月末時点までの全国の新規水力発電は600万kW、新規風力発電は483万kW。全国の一定規模以上の水力発電設備容量は2億263万kWに達しており、前年同期比6.1%増加した。原子力発電設備容量は1,257万kWで16.2%増、風力発電は5,381万kWで37.1%増。クリーン・エネルギーの電力設備容量は引き続き増加している。

　（低炭世界網 8月23日）