中国石油西南油気田天然ガス研究院と中国石油工程設計公司西南分公司が起草した2012年《天然ガス》強制国家標準が9月1日より施行されることになった。

　この2012年版は1999年版に比べると、天然ガスの品質に対する要件が大幅に引き上げられている。第一種ガスの品質指標については、1m3の高位発熱量が従来の31.4MJ以上から36MJ以上に引き上げられた。また、天然ガス1m3の総硫黄含有量は100mg以下から60mg以下に、二酸化炭素含有量は3％以下から2％以下へと、基準が引き上げられた。

　今回の標準が施行されることで、中国の天然ガスの開発、加工、輸送並びに応用に対して強力な指導を進め、ユーザーの安全、健康、環境配慮を確保する上で重要な作用を発揮する。

　（中国石油新聞中心 8月30日）