ロシア連邦サハ(ヤクート)共和国大統領ヴャチェスラフ・アナトリエヴィッチ・シュティロフは、建設中の東シベリア−太平洋石油パイプラインを予定期限の2008年末までに完成させることは不可能であり、その完成は最長で半年遅れるとの見通しを示した。 シュティロフ大統領は、同パイプラインが2008年までに完成出来れば、直ちにタラカン油田の採掘を開始して、パイプラインに石油を注入するとした。 ロシアのパイプライン会社トランスネフチもまた同パイプラインの建設が予定より遅れていることを認めおり、12月には建設期限を改めて明確にするとしている。トランスネフチは、技術要員や専門家の不足、請負企業の不足の他、コズミノ港の経済技術論証が国の最終認可を得ていないため、予算関係書類の作成や着工が出来ないことを遅延の理由として挙げている。 (中国新聞網 12月5日)
ロシア連邦サハ(ヤクート)共和国大統領ヴャチェスラフ・アナトリエヴィッチ・シュティロフは、建設中の東シベリア−太平洋石油パイプラインを予定期限の2008年末までに完成させることは不可能であり、その完成は最長で半年遅れるとの見通しを示した。
シュティロフ大統領は、同パイプラインが2008年までに完成出来れば、直ちにタラカン油田の採掘を開始して、パイプラインに石油を注入するとした。
ロシアのパイプライン会社トランスネフチもまた同パイプラインの建設が予定より遅れていることを認めおり、12月には建設期限を改めて明確にするとしている。トランスネフチは、技術要員や専門家の不足、請負企業の不足の他、コズミノ港の経済技術論証が国の最終認可を得ていないため、予算関係書類の作成や着工が出来ないことを遅延の理由として挙げている。
(中国新聞網 12月5日)