広匯能源は9月18日、同公司が経営権を有する子会社の新疆広匯石油有限公司が国土資源部のシェールガス探鉱権入札に参加することに同意したことを明らかにした。広匯能源は、エネルギー分野の未来の発展の新局面と新情勢に能動的に対応し、新たな成長材料を育てるためとしている。今回の入札は資本金3億元以上が参加の条件であるが、新疆広匯石油有限公司は資本金6億元である。同公司は石油産業の投資、石油化学製品の研究開発、石油建設技術サービス、石油化学品の販売等を業務としている。2012年2月には新疆自治区国土資源庁からガス体鉱産探査資格(B級)を取得し、シェールガスも含むガス体鉱産の探査資格を備えている。 広匯能源取締役会は広匯石油に対し、投資額が最新会計期間の純資産の10%内においてシェールガスの投資開発行動を決定する権限を与えた。 但し、広匯能源は今回探鉱権を落札出来るかどうかについては大きな不確実性があるとしている。また、今回の入札において探鉱権を取得したとしても、3年間の有効期間終了後に鉱区の採鉱権を取得できるかどうかについても大きい不確実性があるとしている。 中投顧問エネルギー産業研究員の宋智晨氏によると、探鉱権の有効期間制度は、実際には民営企業にとって極めて不利である。民営企業は資金、技術、人材、輸送等の面で実力が脆弱であり、いったんは探鉱開発分野に参入できたとしても、短期間で「全面撤退」の恐れもある。そうなれば民営企業の積極的な参加に影響するだろう。 (証券日報 9月18日)
広匯能源は9月18日、同公司が経営権を有する子会社の新疆広匯石油有限公司が国土資源部のシェールガス探鉱権入札に参加することに同意したことを明らかにした。広匯能源は、エネルギー分野の未来の発展の新局面と新情勢に能動的に対応し、新たな成長材料を育てるためとしている。今回の入札は資本金3億元以上が参加の条件であるが、新疆広匯石油有限公司は資本金6億元である。同公司は石油産業の投資、石油化学製品の研究開発、石油建設技術サービス、石油化学品の販売等を業務としている。2012年2月には新疆自治区国土資源庁からガス体鉱産探査資格(B級)を取得し、シェールガスも含むガス体鉱産の探査資格を備えている。
広匯能源取締役会は広匯石油に対し、投資額が最新会計期間の純資産の10%内においてシェールガスの投資開発行動を決定する権限を与えた。
但し、広匯能源は今回探鉱権を落札出来るかどうかについては大きな不確実性があるとしている。また、今回の入札において探鉱権を取得したとしても、3年間の有効期間終了後に鉱区の採鉱権を取得できるかどうかについても大きい不確実性があるとしている。
中投顧問エネルギー産業研究員の宋智晨氏によると、探鉱権の有効期間制度は、実際には民営企業にとって極めて不利である。民営企業は資金、技術、人材、輸送等の面で実力が脆弱であり、いったんは探鉱開発分野に参入できたとしても、短期間で「全面撤退」の恐れもある。そうなれば民営企業の積極的な参加に影響するだろう。
(証券日報 9月18日)