四川省発展改革委員会の邵小龍副主任は、2015年には四川省のシェールガス生産量が15億m3を超えることになると表明した。

　国土資源部の最新報告によると、中国のシェールガス資源ポテンシャルは134兆m3、うち四川省が約27.5兆m3を占め、全国トップ。また、全国の可採資源ポテンシャル約25.08兆m3のうち、四川省が約6.44兆m3を占める。なお、この数字は基本データに過ぎず、最終的な資源埋蔵量ではない。

　邵小龍副主任によると、四川省のシェールガス鉱区では合計10坑のガス井（うちいくつかは水平井）を掘削し、9坑でガスを発見した。日量10数万m3に達するものもある。

　四川省は2015年にはシェールガス年産量を15億m3以上にする計画であるが、探査開発の強化に伴い、最終的な生産量がさらに増加する可能性もある。

　（中国能源網 9月28日）