中国の省エネ・環境保護産業は大規模発展のチャンスを迎えている。《第12次５ヵ年規画省エネ・環境保護産業発展規画》によると、2015年には中国の省エネ・環境保護産業の総生産高は4.5兆元に達すると予想される。

　「第4回全国環境保護産業調査」起動大会からの情報によると、第11次５ヵ年規画期以来、中国の環境保護産業の規模は拡大を続け、産業水準も急速にアップしている。産業構造は日毎に完備され、国の環境管理と環境保護政策に推進される形で、環境保護産業は急速な発展を遂げている。専門家の試算によると、年平均複合成長率は15〜20％に達し、2010年の全国環境保護産業（総合利用も含む）の売上高は総額1兆1,000億元を超えた。

　《第12次５ヵ年規画省エネ・環境保護産業発展規画》によると、2015年には中国の省エネ・環境保護産業の総生産高は4.5兆元に達して、GDPの約2％を占めると予想される。環境保護サービス業の生産高は5,000億元を超え、年商10億元以上の環境保護サービス公司が50社前後形成されるだろう。同時に環境保護技術設備の水準も大幅に上昇し、省エネ・環境保護製品市場のシェアが次第に拡大し、全方位的な環境保護サービス体系が確立されることになる。

　（新華社 10月16日）