国家電網公司上海市電力公司の最新データによると、今年第1〜第3四半期の上海東海大橋洋上風力発電所の発電量は1.94億kWh、系統連系電力量は1.88億kWhに上り、年間利用率は95.05%に達した。東海大橋洋上風力発電所第2期事業は来年着工され、2014年末に竣工する予定。第1期と第2期合わせて総設備容量は20万kWに達する。 上海東海大橋洋上風力発電事業は中国初の大型洋上風力発電実証プロジェクトであり、欧州以外では初の洋上風力発電事業になる。上海東海大橋洋上風力発電所は平均水深10メートル、容量3,000kWのオフショア型風力発電機を合計34台設置し、総設備容量は10.2万kW」総投資額は22.8億元になる。上海東海大橋洋上風力発電事業第1期によって年間約8.6万トンの標準炭消費を減らし、二酸化炭素を約23万トン削減することが出来る。第2期事業はすでに国家能源局に申請されている。第2期は総設備容量10万kWで、26台の風力発電機からなる。1台は5,000kWであり、アジア最大の風力発電機になる。それ以外は3,600kWである。全事業は2014年末に竣工する予定。 今年、東海大橋洋上風力発電実証プロジェクトは中国電力建設業界の最高栄誉である「中国電力優良工程賞」を受賞した。東海大橋洋上風力発電所は、新技術、新材料、新工法、新方法の「4新」運用において一定の成果を上げた。世界で唯一「ハイパイル・キャップ式基礎」設計を採用し、他の洋上風力発電基礎構造に比べ、安全性が高く、施工に便利であり、施工リスクも低い。また、東シナ海海域の特色に適した風力発電機リフティング設置技術を独創した。すなわち中国初の「建設用はしけ上の全体組み立て・完成機海上輸送・完成機海上リフティング・軟着地と位置決め機能を兼ねるリフティングシステム緩衝着地位置決め取り付け」技術を採用した。同事業では中国製の3,000万kWオフショア型風力発電機、コンパクト型構造と負荷分流技術及び先進的なキャビン熱交換器塩霧腐食防止システム等を採用している。 東海大橋洋上風力発電所の発電量の増加に伴い、上海電力の新エネルギーの応用は成熟に向かいつつある。今年末には上海電網の風力発電機総容量は31万kWに達し、太陽光発電系統連系設備容量は10万kWを超えることになる。 (英大網 10月17日)
国家電網公司上海市電力公司の最新データによると、今年第1〜第3四半期の上海東海大橋洋上風力発電所の発電量は1.94億kWh、系統連系電力量は1.88億kWhに上り、年間利用率は95.05%に達した。東海大橋洋上風力発電所第2期事業は来年着工され、2014年末に竣工する予定。第1期と第2期合わせて総設備容量は20万kWに達する。
上海東海大橋洋上風力発電事業は中国初の大型洋上風力発電実証プロジェクトであり、欧州以外では初の洋上風力発電事業になる。上海東海大橋洋上風力発電所は平均水深10メートル、容量3,000kWのオフショア型風力発電機を合計34台設置し、総設備容量は10.2万kW」総投資額は22.8億元になる。上海東海大橋洋上風力発電事業第1期によって年間約8.6万トンの標準炭消費を減らし、二酸化炭素を約23万トン削減することが出来る。第2期事業はすでに国家能源局に申請されている。第2期は総設備容量10万kWで、26台の風力発電機からなる。1台は5,000kWであり、アジア最大の風力発電機になる。それ以外は3,600kWである。全事業は2014年末に竣工する予定。
今年、東海大橋洋上風力発電実証プロジェクトは中国電力建設業界の最高栄誉である「中国電力優良工程賞」を受賞した。東海大橋洋上風力発電所は、新技術、新材料、新工法、新方法の「4新」運用において一定の成果を上げた。世界で唯一「ハイパイル・キャップ式基礎」設計を採用し、他の洋上風力発電基礎構造に比べ、安全性が高く、施工に便利であり、施工リスクも低い。また、東シナ海海域の特色に適した風力発電機リフティング設置技術を独創した。すなわち中国初の「建設用はしけ上の全体組み立て・完成機海上輸送・完成機海上リフティング・軟着地と位置決め機能を兼ねるリフティングシステム緩衝着地位置決め取り付け」技術を採用した。同事業では中国製の3,000万kWオフショア型風力発電機、コンパクト型構造と負荷分流技術及び先進的なキャビン熱交換器塩霧腐食防止システム等を採用している。
東海大橋洋上風力発電所の発電量の増加に伴い、上海電力の新エネルギーの応用は成熟に向かいつつある。今年末には上海電網の風力発電機総容量は31万kWに達し、太陽光発電系統連系設備容量は10万kWを超えることになる。
(英大網 10月17日)