10月18日、中国融●化工股份(香港)集団有限公司のバイオディーゼルプロジェクトが湖北省応城賽孚新区の工業団地で着工された。総投資額2.6億元。中国融鑫化工の王雨金会長の説明によると、同事業はバイオディーゼルの一般的な製法である化学法を採用し、エステル化反応によって脂肪酸エステルバイオディーゼルを生成する。当面は綿実油とメタノールを原料とするが、将来は下水油など廃棄油脂も利用する見込み。

　中国融●化工は2005年に綿実油とメタノールをバイオディーゼルに転化する技術で特許を取得した。メタノールに2トンの綿実油を加えて1トンのバイオディーゼルを生成すると、20万トンのバイオディーゼルの利潤は4億元に達する。

　中国融●化工の計画では、今年は第1期事業を稼動させ、300人余りの雇用を創出する。また、この事業をスタンダードモデルとして、湖北省の荊州、天門、黄陂等の綿花生産地区にも工場を建設し、全国にも徐々に広げていく。

　（長江商報 10月19日）


　●…「森」の「木」を「金」に