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【石炭】

新疆で超大型整装炭田を発見 予測埋蔵量800億トン超 (12/10/22)
2012/10/29
中国【石炭】

 新疆地質鉱産探査局は2年間の一般調査と詳細調査の結果、塔城地区において超大型整装炭田(炭層が一続きに なっている炭田)―― 和什托洛盖炭田を発見した。同炭田の予測埋蔵量は現在810億トンに達している。新疆の優越資源転換戦略と新型工業化の実施を資源面で支えるものになる。2011年、新疆は地質探査基金石炭資源探査事業に着手し、塔城地区布克賽爾蒙古自治県の和什托洛盖炭田一帯において石炭資源探査を展開、今年10月時点で同炭田エリアの白楊探査区と和什托洛盖鉱区並びに鉄喇鉱区の約9,000平方キロの範囲内において、石炭予測埋蔵量810億トンを確認した。鉱区の炭層は60メートル近くに上り、うち単一炭層の厚さは最高20.66メートルに達し、機械化採掘に適している。

 和什托洛盖炭田は新疆で准東炭田、三塘湖炭田に次いで3番目に発見された超大型整装炭田になる。整装炭田の発見は石炭資源の大規模総合開発にとって有利である。

 新疆地質鉱産探査局によると、和什托洛盖炭田は長炎炭を主とするが部分的に非粘結炭もあり、工業用一般炭、民用炭やガス化用石炭として優れる。和什托洛盖炭田は中国電力投資集団、魯能集団、徐鉱集団など大手企業20社余りが進出し、准東、イリ、ハミ・トルファン、クチャ・拝城に次ぐ新疆第5の石炭基地となる。

 (新華網 10月22日)