中国石油化工(SINOPEC)の広西LNGプロジェクトの環境評価報告が環境保護部に提出された。同報告によると、プロジェクトの総投資額は177.75億元に上り、年間LNG受入能力は300万トンになる。事業はSINOPECの天然ガス分公司が実施し、埠頭とターミナルを北海市鉄山港区に建設する。工期は3年。建設事業は埠頭、ターミナル及び総延長1,336.88キロのガスパイプラインの3つの部分からなる。広西自治区の12都市と広東省の2都市に天然ガスを供給する。LNGはオーストラリアから輸入する。SINOPECはすでにオーストラリア太平洋LNG社(APLNG)と契約に調印し、2016年からLNGを毎年330万トン追加購入することを約定している。合わせて年間760万トン、期間は20年になる。SINOPECによると、中国の東南沿海地区でLNGターミナルが建設されていない省は広西だけであり、今回のプロジェクトによって、中国沿海のLNG配置が整い、エネルギー供給がより良く保障されるようになる。 広西ターミナルはSINOPECにとって、マカオ黄島の500万トン級LNGターミナルと建設中の青島膠南董家口の300万トン級ターミナルに次ぐ第3のLNGターミナルになる。なお、SINOPECは広東省茂名にもLNGターミナルを建設する意向であると報道されている。 (網易財経 10月23日)
中国石油化工(SINOPEC)の広西LNGプロジェクトの環境評価報告が環境保護部に提出された。同報告によると、プロジェクトの総投資額は177.75億元に上り、年間LNG受入能力は300万トンになる。事業はSINOPECの天然ガス分公司が実施し、埠頭とターミナルを北海市鉄山港区に建設する。工期は3年。建設事業は埠頭、ターミナル及び総延長1,336.88キロのガスパイプラインの3つの部分からなる。広西自治区の12都市と広東省の2都市に天然ガスを供給する。LNGはオーストラリアから輸入する。SINOPECはすでにオーストラリア太平洋LNG社(APLNG)と契約に調印し、2016年からLNGを毎年330万トン追加購入することを約定している。合わせて年間760万トン、期間は20年になる。SINOPECによると、中国の東南沿海地区でLNGターミナルが建設されていない省は広西だけであり、今回のプロジェクトによって、中国沿海のLNG配置が整い、エネルギー供給がより良く保障されるようになる。
広西ターミナルはSINOPECにとって、マカオ黄島の500万トン級LNGターミナルと建設中の青島膠南董家口の300万トン級ターミナルに次ぐ第3のLNGターミナルになる。なお、SINOPECは広東省茂名にもLNGターミナルを建設する意向であると報道されている。
(網易財経 10月23日)