10月25日、国土資源部は2012年度シェールガス探鉱権入札オープニングセレモニーを行った。今回対象となった20ヵ所の鉱区に83社の企業が入札した。うち江西省修武盆地シェールガス鉱区探鉱権の入札には8社が参加し、うち3社は省内の企業であった。審査と公示を経て最終的に落札者が確定するが、落札企業は3年内に数億元の資金を投じて修武地区のシェールガス埋蔵量の探査を徹底的に進めることになる。 「競争は我々の予想をはるかに超える熾烈なものになった」と、北京の入札オープニングセレモニーに出席した江西省シェールガス調査開発研究院副院長の黄修保氏は述べた。今回入札対象になった修武盆地シェールガス鉱区の面積は598.28平方キロ。埋蔵量の見通しが良好なため、江西省内外の企業8社が競争入札に参加した。省内の企業3社以外に、北京の不動産企業や陝西の石炭企業及び中央企業も参加した。 国土資源部の入札条件によると、今回の入札により譲渡される探鉱権は有効期間3年間、探査に当たっては1平方キロにつき年平均3万元以上の資金を投入しなければならない。修武鉱区の面積をもとに計算すると、探査資金投入の最低基準は5,000万元足らずである。しかし、各入札企業が提示する探査予算はいずれも1億元以上であり、中でも北京の某企業は今回最も高い9.75億元を提示した。江西省の企業は6.35億元を提示して第2位。但し、業界筋によると、投資額の高低が探鉱権獲得の唯一の指標になるわけではない。探査計画案が合理的かどうかなどの要素も勘案される。黄修保氏によると、修武鉱区には極めて豊かなシェールガス資源があることは分かっているが、具体的な埋蔵量については不確かな見積もりしかない。探鉱権を落札した企業は3年内に資源埋蔵量を徹底的に探査した上で、正式開発段階に進むことになる。 (江西日報 10月26日)
10月25日、国土資源部は2012年度シェールガス探鉱権入札オープニングセレモニーを行った。今回対象となった20ヵ所の鉱区に83社の企業が入札した。うち江西省修武盆地シェールガス鉱区探鉱権の入札には8社が参加し、うち3社は省内の企業であった。審査と公示を経て最終的に落札者が確定するが、落札企業は3年内に数億元の資金を投じて修武地区のシェールガス埋蔵量の探査を徹底的に進めることになる。
「競争は我々の予想をはるかに超える熾烈なものになった」と、北京の入札オープニングセレモニーに出席した江西省シェールガス調査開発研究院副院長の黄修保氏は述べた。今回入札対象になった修武盆地シェールガス鉱区の面積は598.28平方キロ。埋蔵量の見通しが良好なため、江西省内外の企業8社が競争入札に参加した。省内の企業3社以外に、北京の不動産企業や陝西の石炭企業及び中央企業も参加した。
国土資源部の入札条件によると、今回の入札により譲渡される探鉱権は有効期間3年間、探査に当たっては1平方キロにつき年平均3万元以上の資金を投入しなければならない。修武鉱区の面積をもとに計算すると、探査資金投入の最低基準は5,000万元足らずである。しかし、各入札企業が提示する探査予算はいずれも1億元以上であり、中でも北京の某企業は今回最も高い9.75億元を提示した。江西省の企業は6.35億元を提示して第2位。但し、業界筋によると、投資額の高低が探鉱権獲得の唯一の指標になるわけではない。探査計画案が合理的かどうかなどの要素も勘案される。黄修保氏によると、修武鉱区には極めて豊かなシェールガス資源があることは分かっているが、具体的な埋蔵量については不確かな見積もりしかない。探鉱権を落札した企業は3年内に資源埋蔵量を徹底的に探査した上で、正式開発段階に進むことになる。
(江西日報 10月26日)