ダウ・ジョーンズ10月28日台北電によると、中国海洋石油と台湾中油は台湾海峡深海海域の天然ガス探査を共同で進める準備をしている。両社は浅海海域において10年近くも共同探査を行ったが、未だ大きな発見をしていない。

　台湾中油の幹部によると、中国海洋石油と台湾中油は幅180キロの台湾海峡北端における共同探査に関して協定案を起草中である。他の外資1社を招請して参加させる可能性もある。

　中国はエネルギー不足のため海上石油・天然ガス鉱床の探査に努めているが、そのために隣国との摩擦が生じている。この10年余り、台湾中油は中国の石油企業と提携して海域開発事業を共同で進めてきた。2008年に馬英九が台湾の指導者になってから、中国と台湾は重要貿易協定に調印し、経済分野における協力を常に拡大させている。

　（中国石化新聞網 10月29日）