中国自動車協会の最新データによると、今年上半期の基本型乗用車販売台数は前年同期比25.92％増の228.69万台に達したが、1.3リッター以下の車種の販売台数は減少し、中でも1.0リッター以下のマイクロ型自動車の販売台数はわずか13.43万台、前年同期比28.8％の減少となった。基本型乗用車販売台数に占めるシェアは5.8％に過ぎない。

省エネと排出削減効果の高い小排気量車のシェアは、2004年18.6％、2005年12.63％、2006年8.57％と、年々縮小している。

2006年1月、発展改革委員会など6部局が合同で「省エネ・環境保護型小排気量自動車の奨励に関する意見」を公布し、その後、自動車消費税も改定された。そのため、業界は小排気量車の時代が来ると予測したが、しかし、この数年のデータから見て、その予測は完全にはずれている。

(中国環境オンラインネット 8月1日)