8月2日、外交部スポークスマン・劉建超は、中国は国連安保理がスーダン・ダルフール地区への平和維持活動(PKO)部隊展開に関する1769号決議を採択したことを歓迎し、各国が同決議を順調に実施に移すよう希望すると表明した。

　劉建超は記者の質問に答え、ダルフール地区における平和維持活動はダルフール問題解決を推進する重要な一歩であり、各当事者が当面の前向きの勢いを尊重し、スーダン政府、国連、アフリカ連合の3者の枠組みを十分活用して、この決議が順調に実施されるよう希望すると述べた。

　また、劉建超は、平和維持活動はダルフール問題を解決する方法の1つに過ぎず、国際社会は、ダルフール地区の政治プロセスの推進を加速し、スーダン政府による同地区の人権状況改善を支援して、同地区の復興と発展を促進することが必要であると指摘した。

(中国新聞網 8月2日)