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中国
【原子力】

中国はすでにPWR原子力発電機建造技術を掌握 (12/11/07)
2012/11/7
中国【原子力】

 国家電力監管委員会からの情報によると、この10年間で中国の原子力発電技術は急速に発展し、当初はすべて技術導入に依存していたのが、今では30万kWの加圧水型炉技術を掌握するとともに、100万kW加圧水型炉技術も基本的に掌握している。

 2003年、国務院は原子力発電自主化指導小組を設け、設計、建造、運営、管理の自主化と設備の国産化を実現するよう求めた。嶺澳原子力発電所第2期と泰山原子力発電所第2期拡張事業等において、「自主設計・自主製造・自主建設・自主運行」の「第二世代プラス」の原子力発電技術が出現し、今ではCNP1000とCPR1000に代表される自主知財権を備える「第二世代プラス」の原子力発電機種が中国の運転中及び建設中の原子力発電機の大多数を占めている。さらに注目 すべきは、2007年に中国が米ウェスティングハウスの第三世代AP1000原子力発電技術を導入したことである。すでに浙江省三門と山東省海陽の2件の事業が着工されている。2010年7月には中国初の高速中性子炉になる高速実験炉(CEFR)が臨界に成功し、第四世代の先進原子力システム技術が大きなブレークスルーを遂げた。

 (中国能源網 11月7日)