国家電力監管委員会の11月22日の発表によると、10月の中国のクリーン・エネルギー発電量は927億kWhに上り、前年同月比48.4％増加した。今年1〜10月における全国クリーン・エネルギー電力受入量は合計8,120億kWh、前年同期比26％の増加となり、系統連系電力量全体の20.4％を占めた。

　国家電力監管委員会の推計では、10月期の中国クリーン・エネルギー発電は前年同月比48.4％増になり、うち水力発電が52.9％増、原子力発電が27.2％増、風力発電が39.8％増になる。また、1〜10月の全国クリーン・エネルギー電力受入量の伸び率は前年同期を3.6ポイント上回り、水力発電の伸び率は27.1％、原子力発電所は12.4％、風力発電は32.7％となった。

　10月末時点の全国の新規水力発電設備容量は1,035万kW、風力発電717万kW。全国の6,000万kW以上の水力発電設備容量は2億632万kW、前年同期比6.9％増、原子力発電は1,257万kW、5.6％増、風力発電は5,589万kW、33.9％増。中国のクリーン・エネルギー発電設備は規模の拡大が続いている。

　（中国新聞網 11月22日）