国家能源局からの情報によると、中国は向こう5年間の新たなエネルギー発展目標を確定した。2015年には石炭消費の比重を2005年比で約5ポイント引き下げ、それに応じて、天然ガスと非化石エネルギーの比重を引き上げる。国家能源局の呉吟副局長が「世界エネルギー管理の必要とエネルギー憲章のポテンシャル」と題する閣僚級会合において表明した。

　呉吟副局長は、より公平で効率的な世界エネルギー管理システムを確立すること、エネルギーの輸出国、通過国及び消費国の対話と疎通を強化すること、各サイドが幅広く世界のエネルギー管理に参加すること、世界のエネルギーセキュリティを守り、全民省エネを唱導すること、経済発展方式と生活消費モデルの転換を促進すること、風力、ソーラー、バイオマス等のグリーンエネルギーやスマートグリッド、新エネルギー自動車の発展に力を入れることを提唱した。

　（光明日報 11月30日）